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国公立大学出願に向けて【医学部医学科】

共通テストの出来によって出願を変えるべき?

共通テストの出来でどこに出願しようか迷っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、各学校の配点と、出願すべき学校を調べました。

今回は全国で受験者の移動があると思われる医学部医学科をまとめました。

前期試験編

共通テストの出来がよかった人

共通テストの出来が良かった人は

個別試験配点比率の低い学校であれば、個別試験で逆転される可能性が低いので、狙い目です。

共通テストの圧縮率も参考にしよう

大学名 個別試験配点比率

共通テスト圧縮率

補足

差がつく科目

徳島大 31% 国語75%、社会50%、理科150%、R160%、L40% 理科、R
奈良県立医科大 33% 国語50%、理科150%、R150%、L50%  理科、R
弘前大 33% 理科150%  理科
佐賀大 39% 国語70%、社会70%、数学70%、理科70%、R105%、L35%  R
旭川医科大 39% 国語50%、社会50%、数学50%、R50%、L50%  理科
島根大 40% R80%、L20%  英語以外
山口大 40% R160%、L40%  R
宮崎大 42% R160%、L40%  R

秋田大

44% 国語50%、社会50%、数学50%、R80%、L20% 理科
山形大 44% なし  
富山大 44% R160%、L40%  R
鳥取大 44% R160%、L40%  R
福井大 44% R150%、L50%  R
琉球大 47% なし  

共通テストの配点が高く、逃げきれそうに見えるかもしれない。ただし、共通テストの点数も圧縮されるので気をつけましょう。

例えば、全体で750点、うち社会で100点を取っていた場合、社会が50%に圧縮される徳島大では、10点差は5点差になってしまいます。

前期日程では特に理科と英語Readingで差がつきそうです。

共通テストで良い成績を取れた人は

圧縮のない山形大と琉球大、英語以外の圧縮のない島根大などの個別試験情報をチェックしておきましょう。

共通テスト:個別試験=1:1の学校

大学名 個別試験配点比率

共通テスト圧縮率

補足

差がつく科目

福島県立医科大 50% 国語75%、社会50%、数学75%、理科75%、R90%、L60%
札幌医科大 50% 国語75%、社会50%、数学75%、R75%、L75%  理科
群馬大 50%

国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R80%、L20% 

R
香川大 50% 数学50%、R80%、L20%  国語、社会
滋賀医科大 50% 数学50%、理科50%、R80%、L20% 国語、社会 

共通テストと個別試験の比率が1:1の学校です。共通テストの圧縮率で差が出そうですね。こうしてみると香川大や滋賀医科大は文系科目を重視しているように見えます。


共通テストで目標点に届かなかった人

残念ながら過ぎたことを悔やんでも仕方がありません。共通テストの圧縮率の高い学校、かつ個別試験配点比率の高い学校で、大逆転を目指しましょう。

とはいえ、共通テストでやらかしている事実があるので、過去問を1度解いてみて、相性の良いところに出願しましょう。圧縮がなくても1%は9点です。例えば目標得点率より5%低ければ45点のハンデを背負っていることになります。筆記試験で相当高得点をとらなければなりません。

よく考えて志願しましょう。

共通テスト圧縮率

大学名

個別試験配点比率

共通テスト圧縮率

差がつきやすい科目

東京大

80% 

12%  
京都大

80%

国語25%、社会50%、数学25%、理科25%、R37.5%、L12.5% 社会
東北大 79% 国語25%、社会50%、数学25%、理科25%、R37.5%、L12.5% R
大阪大 75% 国語50%、数学50%、理科50%、R75%、L25% 社会
金沢大 70% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R50%、L50%  
千葉大 69% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R80%、L20% R
名古屋市立大 67% 国語62.5%、社会75%、数学62.5%、理科50%、L25% R
東京医科歯科大 67% 国語20%、社会20%、数学20%、理科20%、R30%、L10% R
広島大 67% なし  
熊本大 67% 国語50%、社会50%、数学25%、理科50%、R80%、L20% R
名古屋大 65% R150%、L50% R
長崎大 64% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R80%、L20% R
北海道大 64% 国語40%、社会40%、数学30%、理科30%、R30%、L30% 国語、社会
新潟大 62% 国語50%、社会50%、R160%、L40% R
筑波大 61% R160%、L40% R
愛媛大 61% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R90%、L10% R
九州大 61% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R50%、L50%  
浜松医科大 61% R75%、L25% R
岐阜大 60% 国語50%、R150%、L50% R

個別試験配点が高く、共通テスト圧縮率が高いのは東大、京都大、東北大、東京医科歯科大あたりになるでしょうか。

大阪大学は社会の圧縮がありません。

総じて英語リーディングが重視されていますが、特に重視するのは名古屋大と新潟大ですね。

個別試験やや重視の大学

共通テスト圧縮率

大学名 個別試験配点比率

共通テスト圧縮率

補足

差がつく科目

信州大 57% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R80%、L20% R
岡山大 57%

R160%、L40% 

R
京都府立医科大 57% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R50%、L50%   
神戸大 56% 国語40%、社会40%、数学40%、理科40%、R64%、L16%  R
大阪市立大 55% 国語50%、社会50%、R75%、L25%  数学、理科
大分大 55% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R50%、L50%   
横浜市立大 55% R240%、L60%  R
三重大 54% 国語50%、数学50%、R66.6%、L33.3%  社会、理科
和歌山県立医科大 54% 国語50%、数学50%、理科150%、R112.5%、L37.5% 理科、R
高知大 53% R160%、L40%
鹿児島大 51% R150%、L50%  R

個別試験の配点が若干高めの大学です。共通テストの圧縮率をみると、文系科目で落としてしまった人は大阪市立大、全教科50%になる大分大などチェックしてみては。


後期試験編

後期試験はほとんど共通テストの結果で決まると言っても過言ではありません。また、実施する大学も少ないです。また、小論文とあっても、中身は筆記試験であること、出願要件があることもありますので、募集要項をしっかりチェックしましょう。

共通テストの出来がよかった人

共通テスト圧縮率

大学名 個別試験配点比率 共通テスト圧縮率

補足事項

富山大 0% 理科175%、R280%、L70%  
名古屋大 0% R150%、L50% 愛知県出身者のみ出願可能
山形大 10% なし  
琉球大 23% R150%、L150%  
宮崎大 25% R160%、L40%  
鹿児島大 26% R150%、L50%  
東京医科歯科大 29% 国語62.5%、社会不要、数学62.5%、理科62.5%、R93.75%、L31.25%  
旭川医科大 29% 国語75%、社会50%、数学75%、理科75%、R50%、L50%  
秋田大 30% 国語75%、社会50%、数学75%、R120%、L30%  
佐賀大 31% 国語70%、社会70%、数学70%、理科70%、R105%、L35%  
福井大 33%

国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R75%、L75%

 
三重大 33% 国語50%、数学50%、R66.6%、L33.3%  
秋田大(地域枠) 36% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R80%、L20%  
山口大 36% R160%、L40%  

個別試験は小論文と面接のところが多く、ほぼ逆転は難しいと言えます。ただし、面接点で向いていないと判断されれば、共通テストの点がいくら良くても不合格になることはあります。また、小論文と言いつつ英語の文を読ませたりするものもあるので、きちんと過去問をチェックして判断しましょう。


共通テストで目標点に届かなかった人

一縷の望みにかけるのはこの4校になります。難易度高めの問題を出す大学が多いので心してかかりましょう。

大学名 個別試験配点比率 共通テスト圧縮率

差がつきやすい科目

岐阜大 75%  国語25%、社会25%、数学50%、理科50%、R75%、L25%
千葉大 69% 国語50%、社会50%、数学50%、理科50%、R80%、L20% R
山梨大 52% 理科50%、R300%、L300% 英語
奈良県立医科大 50% 国語50%、理科150%、R150%、L50% 理科、R

英語の出来が結果を左右しそうです。ただし山梨大学は個別試験で英語はありませんので注意してください。

出願要件はリンク先から個別にチェックしてください。