大学に行きたいならまず学校のことをやろう



このサイトは高校生の勉強法について書くとしましたが、そもそも高校で勉強していい点をとると何かいいことがあるのでしょうか。

 

生徒を見ているとひしひしと感じますが、子どもは特に楽をしたがります。勉強は苦痛なんですね。

例えば、テストの前になると鼻が止まらなくなったり、眠くなったり、もうね、体が拒絶反応を起こしているとしか思えないです ^^;)

 

さてそんな彼らですが大学にいこうとなるとこんなことを言い出します。

 

「有名な大学にいきたい」

「東京の大学にいきたい」

 

都会の大学、有名大学が良いのか悪いのかという話はまた今度にして、今はその夢を肯定して話を進めます。

めんどうくさがりで勉強が嫌いな子どもたちが現役で有名大学に合格する最も簡単な道は何かというと、それは

 

高校の内申点をあげる

 

ことです。これには理由があります。

 

それは大学への進学の道が開けるということ。

一昔前の大学受験と言えば、寝る間も惜しんで勉強し、ペーパーテストを受け、合格者発表のベニヤ板の前で人ごみの中自分の番号を探す…

 

といったものではなかったでしょうか。もうそんな情景もだいぶ減りました。

もちろん一部の超上位校ではそうなのかもしれませんが、

今は指定校推薦・AO入試・公募制推薦など、筆記試験以外で進学の道が開けるようになりました。

これらの入試の特徴は「内申点が大きな割合を占める」ということです。

一般的な受験科目の試験はなく(一部あるところもある)面接と小論文で受かります。

 

しかも凍える寒さの中受けるのではなく、秋に試験が行われるので、決まってしまえば半年遊べます(大学から課題は出ますが)

 

内申点ということは言い換えれば「高校のレベルに関係なく、3年間頑張った子が受験できる」ということなので、大学において自分の学力以上のところに合格することも可能なのです(それが良いかどうかはおいといて)

 

そういうわけで、学校の内申点を上げること、つまり定期試験でいい点を取り続けることが、大学への近道なんですね(当たり前か)

 

さて、内申点をきちんと上げておくというのは定期試験の点が良いということですから、当然「一般受験に向けて基礎の基礎の学力」というものが自然に備わってきます。

 

この「基礎の基礎の学力」をつけるだけで大学にいけるなら、やろうと思いませんか?

もし一般受験で大学にいこうとするなら、それ以上の猛勉強が必要です。

 

ですから「平均点とれたからいいや」という思考は捨ててください。

そして毎日忙しい中少しでもいいから勉強して、定期試験で1点でも多く点を取ることを考えてください。


さて、今回はそんな基礎の基礎の学力をつけるためにやるべきことをひとつだけ。

 

学校の教材を繰り返そう

 

です。

 

各教科の教材、勉強法については別の記事で紹介しますが、まずはこの勉強法が全ての基本だということをしっかりと心に刻み込んでください。


かまなびNEXTの以前の記事はこちら☟