今回は、通信系予備校の紹介です。
これは小学生からお世話になっている人もいるかと思います。
進研ゼミや、Z会のような通信教育です。
毎月送られてくる課題をこなしていくうちに実力が付くという優れものです。
なんといっても費用が圧倒的に安いというのが売りでしたが、最近は動画で授業を受けられるようになってしまい、価格競争では押されつつあります。
そんな通信系予備校のメリット・デメリットはなんでしょうか。
通信系予備校のメリット・デメリット
通信系予備校のメリットは三つあります。
一つ目は時間管理ができるという事。多くの予備校では時間が決まっていますから、時間の制約が多いです。遅刻などを気にすることはありません。自分のペースで勉強できます。
二つ目は自分で読み解く力がつくということです。送られてきた教材を読んで進めるのは自分自身なので、これらの教材を自分で読み進めることができれば、市販の他の教材でも勉強できるようになります。
三つめは表現力が身につくことです。通信系予備校は答案を作って提出するので、自分の答案がきちんと採点されます。当然、字が汚かったり、読めなかったりすれば減点ですし、自分の答案のどこが悪いのか毎月わかります。(個別指導でも見てはもらえますが)
さて、ではデメリットは何でしょうか。
一つは、意志が弱いと何もできなくなることです。せっかく頼んでも、教材はほこりをかぶりっぱなし、やろうと思ったらもう期限ギリギリで読むのが辛い…来月は頑張ろうと思っていたら、学校のテストと重なってできなかった…などなど、意志が弱いと全然進みません。
また、教材のレベルに頭が追い付いていかないという事も置きます。わかりやすく書いてくれていますが、わからないことが出てきたときに質問するのがちょっと手間です。添削されて戻ってくるまでに自分が何を解いたのか忘れていることもあります。
読んで理解できないと手をつけなくなります。そうすると結局積んで終わることになってしまいます。
通信系予備校に向いている子とは
➀ 自己管理できる子
時間の使い方を自分で決めなければなりませんから、自己管理できない子には向いていません。ボーっとしていたら次の教材が届いてしまうからです。
② 家で集中できる子
たまに家で勉強できないという子がいますが、家で集中するのに越したことはありません。
③ 本が読める子
活字アレルギーの子は向かないでしょう(それはどんな塾でもいえることですが)基本的に自分で読み込まなくてはなりません。
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