英検２級を受けるともなれば３級や準２級を突破してきている子が多いでしょう。

釈迦に説法とは思うけど面接の流れを確認しておきましょう。

入室〜着席

①大体廊下で待たされる。呼ばれたらノックして入室する。

　→May I come in? と言ってから入るよう言われているかもしれませんが、小さな声では聞こえません。大きな声で言うのが恥ずかしければ、ドアを開けてからHelloでもいいでしょう。

②Can I have your card, please.

　→あなたのカードを面接官に手渡します。Yes. Here you are. と一言つけると良いでしょう。

③Thank you. Please have a seat.

　→着席します。この時もThank youを忘れないように

④席に座ったら改めて挨拶する。

　→Good afternoonでもHelloでも構わないでしょう。

⑤相手が自分の名前を名乗り、名前を聞いてきます。

⑥受験級の確認をしてきます。

⑦How are you today?　→　I'm fine. 

⑧問題カードをもらいます。 

まずはパッセージを20秒間黙読します。60語くらいの英文です。

1. 音読
2. 音読したパッセージについての質問
3. 3コマの漫画についての質問
4. ある事象、意見について自分の意見を述べる（カードの中身についてきかれる。カードを見ることはできない）
5. 受験者自身の意見をきく（カードには関係のない話題）

音読の対策

1. 　単語集などの例文を音読しておく
2. 　接続詞、前置詞の前で短く切ってよし。黙読の時間にその場所を確認しておく。
3. 　強調する単語は強く発音する
4. 　外国人を演じきれるかどうか試されている。御経を読むようにダラダラ読まないこと

普段から使っている単語帳の音源には例文を読んでくれるものがある。それについて読む練習をしよう。４番にも書いたが、外国人になりきって恥ずかしがらないことが大事。

そうはいっても息が続かないので前置詞や接続詞の前で切ってもOKです。ただし全てにおいて一呼吸置いていたら時間が足りないので、どこで区切るべきかは黙読の際に目星をつけておきましょう。

別に噛んでも大量に減点はされないと思います。むしろお経のように抑揚のない発音になってしまった方が減点です。強調する単語は強く発音しましょう。tooとかmanyとか。

スマホを持っている人も多いでしょうから、自分の発音を録音して聴いてみましょう。

No.1　パッセージについての質問

これは即答しなくても良いです。

大体はWhyかHowで質問されますので、答えるときは理由をパッセージの中から探し、ちょっと加工して答えると楽です。

No.2　３コマ漫画について説明させる問題

試験官の質問がやたら長いですが、要は３コマ漫画について説明してくれと言うこと。20秒の準備時間が与えられますのでその間に漫画を読めば大丈夫です。

　※質問内容がわかっているからと言って勝手にカードを見てはいけません。アティチュードで減点される可能性があります。

カードには「あなたの話はこの文から初めてください」という指示があるのでそれを読んでから初めてください。コマとコマの間には矢じるしがあり、状況説明がされていますので、次のコマへ移る時はそのフレーズを使うと良いでしょう。

長々と説明する必要はありません。１コマ2文くらいでいいでしょう。

No.3　受験者の意見を問う問題

英語では必ず賛成か反対か、自分の立場を明確にして話し始めましょう。

I agreeかI disagreeで始めれば良いです。

これも長々と話す必要はありません。2文くらいでいいでしょう。

No.4　受験者の意見を問う問題

身近な話題から出題されます。Yesと答えればWhy？、Noと答えればWhy not？で突っ込まれるので、これも2文程度で簡潔に理由を述べましょう。

どちらが正解とかはないです。倫理的にどうかと言うものでなければ

・音読　５点

・No.1　５点

・No.2　10点

・No.3　５点

・No.4　５点

・アティチュード　３点

合計33点満点で19点以上で合格

最近点数の出し方が変わったので何点かはよくわかりませんが、６割程度できていれば合格できるでしょう。

英検2級はコミュニケーションにおいて自分の意見を論理的に述べられるかをみられています。

論理的な解答には答えの根拠が必要です。

また大きな声でハキハキと答えられた方がいいでしょう。

２級２次試験対策にオススメの参考書

・英検２級　二次試験・面接完全予想問題

・どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

完全予想問題集は実際に出る問題カードの予想問題と質問、解答例がついています。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニングは、中学の文法を使って簡単な英作文を素早く行えるようになるための本です。会話力がつきます。

　※ただし、１・２週間で効力があるかと言うと微妙です。継続してしようすることをオススメします（最低半年）